ニュートラルポジション(美しい姿勢)の作り方
前回は仰向けでのニュートラルポジション(美しい姿勢)の作り方をご説明しましたが、今回は立位でのニュートラルポジションの作り方をご説明します。
まずは壁を利用してニュートラルポジションを意識してみましょう。
・最初にお尻、背中、頭が壁に触れるようにします。
足幅は肩幅ぐらいにして、つま先はやや外向きにします。
・腰の前にある出っ張った骨(上前腸骨棘)と恥骨部で結ばれる三角形は床と垂直に立てます。
この時の腰のアーチは手のひらが入るぐらいにします。
・剣状突起から胸骨柄が床と垂直とし、胸骨柄と胸椎3番目を結んだラインを床と水平にします。
・顔は床と垂直に、顎の角度は90°、頸部のカーブは垂直に立てるイメージです。
・胸骨柄を少しもちあげ、第10肋骨弓と剣状突起結んだ角度が80~90°になるまで
背筋を伸ばす感じにします。
・膝は軽く伸ばし、正面に向けて、この時に下腹部は軽く引き込むように凹まし、お腹と坐骨内側で立ちます。
もちろん個人差がでる部分もあったりしますが、このニュートラルポジション(美しい姿勢)を作れるようになれば、理想の体形に近づき、日常生活での動作も楽に出来るようになります。
当施設ではしっかりとカウンセリングを行い、この理論を下にストレッチポールやバランスボールなどのツールを使い、骨盤、腰椎、胸椎、股関節の安定したカラダ作りのトレーニングも行います。