トレーニングを行う上で大事になってくるのが「姿勢」になります。
当施設のパーソナルトレーニングを受ける方もダイエットや姿勢をよくしたいという方が多くいらっしゃいます。
実際に美しい姿勢になると体重が数キロ落ちたときより、周りの目はとても好印象になるでしょう。
健康的な美しい姿勢をつくるとカラダがどう変わるか
・肩こり、腰痛の改善
・基礎代謝が上がり瘦せやすくなる
・バストアップ、ヒップアップ
・日常生活での動作が楽になる
・立ち居振る舞いがきれいになる
このように内・外見、両方での変化が出てきます。
では美しい姿勢を作るためにはどうするかというと、まずは仰向けで寝転んだ状態でニュートラルポジションをとれるかになります。
ニュートラルポジションとは解剖学的に人間本来の姿勢であり、インナーマッスルも働きやすくなります。
このポジションを覚えることで動作時に関節や筋肉の負荷が少なくなり日常生活での動作も楽になります。
「ニュートラルポジションのとりかた」
まずは仰向けで寝てから軽く膝を曲げます。
この時の足の間、膝の間は拳1個分あけます。
・股関節軸-膝関節中央-第2中足骨が真っ直ぐにする。
・左右ASIS(骨盤の出っ張った骨)と恥骨を結んだ三角ラインが床と平行にします。
・腰椎部に手のひら一枚分の隙間をつくる。
・第11、12肋骨背面が床に軽く触れ、みぞおちの後ろが床に触れるようにします。
・ASIS(骨盤の出っ張った骨)と第12肋骨の高さのラインが床と平行。
・胸郭を持ち上げ、胸骨柄が胸椎3番と同じ高さにあわせます。
・顔の面が床面と平行にして顎の角度も80~90°で首にシワができなようにします。
このとき頸椎のアーチは指を縦にいれた2本分ぐらいです。
このようにニュートラルポジションを解剖学的に読むと難しいですが、実際の指導のもと綺麗なポジションを体験すると自宅でも簡単に行えるようになります。
ニュートラルポジションはトレーニングを行う上でとても大事になり知っているだけでトレーニングの効率があがります。